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長嶺ヤス子

徒雲の果て
(あだぐものはて)

演出・振付: 池田瑞臣


チラシは写真をクリック

2017年5月22日(月) 19:00開演
新宿文化センター大ホール
TEL.03-3350-1141

入場料●全席指定 S席:15,000円 A席:10,000円 B席:5,000円
チケット問合せ●TEL:080-5659-2137(長嶺ヤス子ダンスカンパニー)

情報問合せ●TEL:03-3419-6318(K・企画)

プレス資料と写真はこちらから

●踊り・・・・長嶺ヤス子
       Jacob Guerrero
       Daniel Torres

●スタッフ
 演出・振付・池田瑞臣
 振付補・・・和田寿子
       Jacob Grerrero
 衣装・・・・松竹衣装
 ヘアメイク・星野尚之
 結髪・・・・奥山光映
 照明・・・・坂本義美
 音響・・・・田島企画
 舞台監督・・小林正昭

 題字・・・・柏木白光
 写真・・・・今井一詞

 主催:長嶺ヤス子
      ダンスカンパニー
 宣伝広報:菊地 廣

『徒雲の果て』梗概

涙が闇を刻む
身を削る罪業の道行き
降りしきる紅蓮の雪に
狂い咲く妖しの炎情
忍びよる官能の壁のなか
焦熱の恋は風にまよう徒雲を編み
声を忍んで暇寝の枕
妄執の衣を奈落の潭(ふち)に紐といて
我と我が身を燃えつくす
雲切れて月の光に蒼ざめし影二つ
悲しみは果てしなく・・・・・

明治時代、東京・浅草の一角に吉原遊郭と呼ばれる歓楽街があり、借金に縛られた女たちが年季奉公の明ける6年間、そこで春を売っていた。
明治44年、吉原の大火が起こり、全てが焼け野原と化した。
そんな中、一人の花魁が見窄らしい若者に助けられ、吉原から逃げ出した。
この花魁を囲う揚屋(あげや)の主人は怒り、追っ手が差し向けられ二人はすぐに捕まってしまった。
花魁は、揚屋の主人ともみ合ううちに、誤って主人を刺し殺してしまう。
二人はその場を逃げ出してしまうが、とうとう警察にまで追われることとなる。
両方に追われる二人には生活する術が無く、女は夜鷹となって夜の街角に立つようになる。
しかしながら、二人はそんな生活に疲れてしまい、生きていく希望を失くした二人は、お定めの心中を決意する・・・・・

※徒雲とは、風のまにまに漂う雲。または、はかなく消えやすい雲。