広瀬和生プロデュース
2000年代の「落語ブーム」も今は昔、落語界は新たなステージに突入した。春風亭 一之輔こそ、これからの「落語新時代」をリードする大器であるのは疑いの余地もない。 21人抜きの真打昇進以降順調にステップ アップ、今や押しも押されもせぬ「本格派の 若きエース」である。 だが、落語の世界は 「本格派」の名人クラスと同時に、落語通が 「バカバカしいけど好きなんだよ」と支持する F変格派」が存在してこそ繁栄する。 立川こしら こそ、落語新時代の「変格派の切り札」だ。 落語常識に囚われないこしらの発想の豊かさは、 商業主義的企画モノ落語会の乱立で飽和状態 に陥りそうな気配も漂わせてきた昨今の状況に、 風穴を開けてくれるだろう。 ポスト落語ブーム の新時代をリードする「本格派のエース」と 「変格派の切り札」が正面から激突する画期的な 落語会「こしら・一之輔」、最終回! お見逃しなく!
文●広瀬和生
入場料■全席指定席 前売3,000円/当日3,500円
会場■成城ホール 世田谷区成城6-2-1 (小田急線「成城学園前駅」下車徒歩4分)
<チケット問合せ> 成城ホール●TEL.03-3482-1313 イープラス●http://eplus.jp/ カンフェティ●TEL.0120-240-540