徳田興人(本名・実)劇団スタジオ・鏡 主宰
昭和10年大阪生まれ。小学校5年より野球を始め、中学、高校と野球に明け暮れる。昭和29年私立四条畷学園より明治大学法学部に入学、21歳の春、劇団四季の「ひばり」を観て感動し、入団を決意。以後7年間劇団四季野球部(?)の長嶋として3番・3塁を守り続ける。
昭和37年12月、やむを得ぬ家庭の事情のため、退団し、帰阪、以後数年間家業の再建に努力する一方、俳優養成所の講師をするが昭和49年、不況のあおりを受け、俳優業をやめ、大阪でタクシー運転手になる。昭和51年夏、交通事故に遭い瀕死の重傷を負う。これがきっかけとなり昭和52年11月処女作「贋作・タクシードライバー」を初演…、大好評を博しマスコミの注目を浴びる。
昭和53年5月芝・増上寺で東京公演を行う(劇団四季制作)。以後20年間、春・秋、東京・渋谷ジァンジァンで公演を続ける。大阪は千日前・トリイ・ホール。作・演出作品は20本を超える。
主な出演作品に映画「序の舞」「プライド」「利休」、テレビ「水戸黄門」「遠山の金さん」「暴れん坊将軍」など。また舞台演出では贋作シリーズの「タクシードライバー」「アルジャーノンに花束を」など。
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