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この企画は、いとうせいこうと奥泉光が、小説の面白さを、笑いを取りながら伝えたいと、漫談形式で始めた文学ライブです。 芥川賞作家と稀代の仕掛人が捨て身でおくる、漫談スタイルの超ブンガク実践講座。 小説の書き方・読み方がクスクスわかる?かも!
作家・クリエーターとして活躍する“いとうせいこう”と、芥川賞作家であり大学教授の“奥泉光”が、『文芸漫談』なる耳馴染みのない公演を、年3回のシリーズで行っている。
内容、構成はいたってシンプルで、文学作品を題材にし、笑いを盛り込み、二人で作品を語っていく、漫談形式のトークショーです。
同類のトークショーのように、作品への理解を与えることにこそ違いはないのですが、そこに、博学がユーモアをまとったような二人の『笑い』が入ることにより、お客さまの興味をより深いところまで誘い、“豊かな文学”になるのでは、との試みです。
料 金■前売・当日:3,000円 全席指定席
開 場■19:00/開 演■19:30/終演予定■21:00
会 場■北沢タウンホール TEL.03-5478-8006
世田谷区北沢2-8-18
チケット発売日■2025年5月17日(土)10時〜
チケット問合せ■K・企画 (TEL&FAX.03-3419-6318)
◆カルテットチケット予約フォーム
会社の上司の鼻をひっぱったために懲戒免職。
さらに三か月以内に就職しなかったとして、失業罪で逮捕、追放の判決を受けた木田福一。
砲兵工廠跡地に追放された彼は、餓死寸前で野犬に食われそうになっていたところを、アパッチ族に助けられた。
赤銅色の肌を持ち、鉄を主食としているアパッチ族。
木田は、彼らの一員となり、謎に包まれた生体と生き様について、記録していく。
小松左京の初の長編にして最高傑作の呼び声高い、記念碑的作品!
大阪市生まれ。
京都大学文学部卒。
61年「地には平和を」でSFコンテスト選外努力賞。
64年に処女長編『日本アパッチ族』を発表。
73年『日本沈没』で日本推理作家協会賞、85年『首都消失』で日本SF大賞を受賞。
他に『復活の日』『エスパイ』『継ぐのは誰か?』『小松左京全集完全版』など著書多数。
1961 年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。作家、クリエーター。
『 ノーライフキング』で小説家としてデビュー。
主な作品に『夢七日 夜を昼の國』『小 説禁止令に賛同する』『想像ラジオ』『存在しない小説』『鼻に挟み撃ち他三編』。 ノ ンフィクション・対談集に『「国境なき医師団」を見に行く』『ラブという薬』『今夜、笑い の数を数えましょう』などがある。
その他、舞台・音楽・テレビなどで活躍中。
公式HP=http://www.cubeinc.co.jp/ito/
1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器—軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器—軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP=http://www.okuizumi.com/