●こちらは「文芸漫談」の過去の公演リストです
Vol.58●2025年11月22日(土)●夏目漱石『彼岸過迄』
料 金■前売・当日:3,000円 全席指定席
開 場■19:00/開 演■19:30/終演予定■21:00
会 場■ユーロライブ TEL.03-6675-5681
渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F
問合せ■K・企画 (TEL&FAX.03-3419-6318)
作品詳細
「彼岸過迄」梗概
誠実だが行動力のない内向的性格の須永と、純粋な感情を持ち恐れるところなく行動する彼の従妹の千代子。愛しながらも彼女を恐れている須永と、彼の煮えきらなさにいらだち、時には嘲笑しながらも心の底では惹かれている千代子との恋愛問題を主軸に、自意識をもてあます内向的な近代知識人の苦悩を描く。
須永に自分自身を重ねた漱石の自己との血みどろの闘いはこれから始まる・・・・・。
現代の「愛の不毛」はこの作品からはじまった――。
漱石の男女観を見事に結実させた恋愛小説。
自らを投影して人間の「内面」を捉えた、後期三部作の幕開け。
夏目漱石<1867年〜1916年>
本名、夏目金之助。
1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。
帝国大学英文科卒。
松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。
留学中は極度の神経症に悩まされたという。
帰国後、一高、東大で教鞭をとる。
1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。
翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。
1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。
『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。
最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。 享年50才。
出演者プロフィール
いとうせいこう

1961年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。 作家・クリエーター。
『ノーライフキング』で小説家としてデビュー。
その後『ワールズ・エンド・ガーデン』『解体屋外伝』『豊かに実る灰』『波の上の甲虫』などを執筆。
2013年『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞受賞。
最新作『鼻に挟み撃ち』(2013年すばる12月号)で2度目の芥川賞候補にノミネート。
主なエッセイ集として『見仏記』(共作/みうらじゅん)『ボタニカル・ライフ』などの他、舞台・音楽・テレビなどで活躍。
公式HP=http://www.froggy.co.jp/seiko/
奥泉 光

1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家・近畿大学教授。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器—軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器—軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP=http://www.okuizumi.com/





