You Tubeで一部公開



文芸漫談書籍

世界文学は面白い。 文芸漫談で地球一周

新品価格
¥1,760から
(2021/2/21 17:57時点)

文芸漫談 笑うブンガク入門 (集英社文芸単行本)

新品価格
¥1,408から
(2021/2/21 18:03時点)

ボヴァリー夫人 (新潮文庫)

新品価格
¥961から
(2017/9/24 13:00時点)

Amazon

1文芸漫談 1文芸漫談 1文芸漫談 1文芸漫談 1文芸漫談

●こちらは「文芸漫談」の過去の公演リストです

Vol.43●2018年3月3日(土)●フローベール『ボヴァリー夫人』

料 金■2,500円(全席自由)
会 場■新宿文化センター小ホール(TEL.03-3350-1141)
    新宿区新宿6-14-1

作品詳細

『ボヴァリー夫人』梗概

町医者シャルル・ボヴァリーの後妻として嫁いだ若きエンマは、田舎での結婚生活に幻滅し、退屈な日常から逃れるために恋をしてしまう。
 最初、エンマはレオンに恋をする。しかし彼が旅立った後、ロドルフと恋に落ちた。エンマとロドルフは駆け落ちの約束までしていたが、ロドルフは彼女のことを考え旅に出る。
 ある日、シャルルとエンマは演劇を見に出かけ、偶然レオンと再会する。デート費用を捻出するために彼女は夫にピアノを始めたい、と嘘をつき、レオンに会いに行くようになった。挙句には家財道具まで質入れする。エンマはレオンに金の無心を試みるが、断られてしまう。
 三千フランという莫大な借金を抱えて、絶望したエンマは砒素を飲んで自殺する。
一地方のありふれた不倫事件を、芸術に昇華させたフランス近代小説の金字塔とも言うべき決定版。

ギュスターヴ・フローベール <1821年〜1880年>

フランスの小説家。
ルーアンの外科医の息子として生まれる。
当初は法律を学ぶが、のち文学に専念。
1857年に4年半の執筆を経て『ボヴァリー夫人』を発表、ロマンティックな想念に囚われた医師の若妻が、姦通の果てに現実に敗れて破滅に至る様を怜悧な文章で描き、文学上の写実主義を確立した。
他の作品に『感情教育』『サランボー』『ブヴァールとペキュシェ』など。

出演者プロフィール

いとうせいこう

1961年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。 作家・クリエーター。
『ノーライフキング』で小説家としてデビュー。
その後『ワールズ・エンド・ガーデン』『解体屋外伝』『豊かに実る灰』『波の上の甲虫』などを執筆。
2013年『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞受賞。
最新作『鼻に挟み撃ち』(2013年すばる12月号)で2度目の芥川賞候補にノミネート。
主なエッセイ集として『見仏記』(共作/みうらじゅん)『ボタニカル・ライフ』などの他、舞台・音楽・テレビなどで活躍。
公式HP=http://www.froggy.co.jp/seiko/


奥泉 光

1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家・近畿大学教授。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器—軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器—軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP=http://www.okuizumi.com/