うたしゃ 築地俊造


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●プロフィール

1934年 奄美大島、笠利町生まれ。

父は島の唄者(奄美では、優れた島唄の歌い手を唄者「うたしゃ」と呼ぶ)だったが、本人は青年期まで歌うことがなかった。
30代の中ごろ奄美に帰郷。近所から毎晩のように聞こえてくる三線(サンシン)の音色に魅かれて島唄を始めようと思いたった。
その当時、福島幸義が講師をしていたセントラル楽器の島唄教室に通った。受講者は一人だけだった。半年程でほとんどの唄を覚えた。

1975年 第一回奄美民謡新人大会で新人賞を獲得。
1978年 第2回アジア伝統芸能大会に出演。
1979年 幅広い高音域をフルに生かした「まんこい節」で「第2回日本民謡大賞 全国大会」で大賞に輝き、全国の民謡ファンに奄美島唄の独自性を強烈に印象づけた。

この民謡日本一によって、これまであまり歌われることのなかった「まんこい節」が一躍ポピュラ−な存在となった。

1980年 浅草国際劇場で日本テレビ主催による初リサイタルを開く。
1979年 フランス、レンヌ市で開かれた「第8回国際伝統音楽祭」に招待され、島唄をはじめて海外で披露。
1987年 アメリカ、スミソニアン博物館主催「アメリカンフォークライブ」に出演。
1992年 東京で開かれたワールドミュージックのフェスティバル「コンダ・ロータ」に参加。
1997年 フランス、カンヌ国際音楽祭に出演。
1999年 ルーマニア「日本芸術文化祭」出演など、海外での評価も高い。
2002年 第26回 南海文化賞受賞(南海日日新聞社)

1992年7月、島唄に新たなる挑戦を試み、電気楽器(E.ギター、E.ベース、シンセサイザー)をバックにライブ録音し、Sony Recordより初のCDアルバム『うたしゃ 築地俊造ライブ』を発売。
そしてこの7月に11年ぶりのアルバム<築地俊造「と〜とがなし」>が発売された。

東京での定例公演は、1988年より13年間開いてきた渋谷ジァン・ジァンが閉館した為、2000年より、アイピット目白で年2回のシリーズコンサートをスタートした。

築地はこれまでに国内外と様々な舞台を経験、その舞台演出には定評がある。島唄の生命線とも言われている即興性に重点をおいた 柔軟な「俊造節」にかかる期待は大きい。