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●こちらは「文芸漫談」の出前公演です

番外公演●2016年12月4日(日)横溝正史『犬神家の一族』

開 場◆14時
開 演◆14時30分
料 金■前売:1,200円/当日:1,500円/友の会:1,000円(全席自由)
会 場■須磨区民センター 4F大ホール(TEL..078-735-7641)
    神戸市須磨区中島町1-2-3

作品詳細

文芸漫談とは?

作家・クリエーターとして活躍する“いとうせいこう”と、芥川賞作家であり大学教授の“奥泉光”が、耳馴染みのない『文芸漫談』なる公演を、東京の下北沢の北沢タウンホールで年3回のシリーズで行っている。
今回は出前番外編として、神戸出身の作家・横溝正史の「犬神家の一族」に挑戦します。
内容、構成はいたってシンプルで、文学作品を題材にし、笑いを盛り込み、二人で作品を語っていく、漫談形式のトークショーです。
同類のトークショーのように、作品への理解を与えることにこそ違いはないのですが、そこに、博学がユーモアをまとったような二人の『笑い』が入ることにより、お客さまの興味をより深いところまで誘い、“豊かな文学”になるのでは、との試みです。

『犬神家の一族』梗概

昭和2X年、信州財界の大物、犬神財閥の犬神佐兵衛が那須湖畔の本邸で莫大な財産を残し他界した。
佐兵衛は、生涯にわたって正妻を持たず、母親違いの三人の娘がいた。その娘には一人ずつ息子がおり、互いに反目しあっていた。
佐兵衛の遺産相続分与に関する遺言状は、長女松子の息子、佐清(すけきよ)が戦地から復員しての発表となっており、一族は佐清の帰りを待つところとなった。
金田一耕助のもとに、佐兵衛の顧問弁護士である古舘恭三の助手、若林豊一郎から犬神家の調査を依頼する手紙が届く。しかし若林は金田一と会う前に何者かに毒殺されてしまう。
古館の依頼で、金田一は犬神家の遺産相続に立ちあうこととなる。
そんな中、復員した佐清が信州に帰ってきた。しかし佐清の顔は戦争で負った大火傷を隠すため、ゴムマスクで覆われていた。犬神家一族が揃ったことで佐兵衛の遺言が古館弁護士、金田一の立ち合いのもと、公開されることとなった。
その内容は、佐兵衛の終世の恩人である野々宮大弐の唯一の血縁、野々宮珠世に佐兵衛の三人の孫の中から配偶者を選ぶことを条件として与えるというものであり、さらに珠世が相続権を失うか、死んだ場合、犬神家の財産は五等分され、五分の一は三人の孫息子に、残り五分の二は佐兵衛の愛人菊乃の息子、青沼静馬に相続するとあり、犬神家の一族に激しい憎しみ合いが起こる。
そして新たな殺人が起き、連続殺人の幕が開く・・・・・・。

横溝正史 <1902年〜 1981年>

推理作家。神戸市生まれ。
大阪薬学専門学校(大阪大学薬学部の前身)卒業。

1921年(大正10)、雑誌『新青年』の探偵小説募集に「恐ろしき四月馬鹿」で入選。
1926年(大正15)、江戸川乱歩の勧めで上京し、博文館に入社。 『新青年』『文芸倶楽部』『探偵小説』
 の編集長を歴任しながら創作や翻訳を発表する。
1932年(昭和7)、執筆業に専念するために退社。
1933年(昭和8)、肺結核のために喀血し、闘病生活を余儀無くされる。 この時期に「鬼火」「蔵の中」 などで「草双紙趣味」と呼ばれる耽美主義的な作風を確立した。
1938年(昭和13)、「人形左七捕物帳」をスタート。 戦時中は探偵小説が発表を禁止されたためである。
1945年(昭和20)、戦局の悪化に伴い、父の故郷に近い岡山県吉備郡岡田村桜(現・吉備町)に疎開し、同 地で終戦を迎える。
1946年(昭和21)、疎開先の岡山を舞台にした小説「本陣殺人事件」を発表。 前近代的な日本の風土と耽 美的な怪奇趣味に高い論理性と意表をつく独創的なトリックを合わせた、以降の横溝の作風を確立した。 金田一耕助の初登場作でもある。
1947年(昭和22)、「本陣殺人事件」で第1回探偵作家クラブ賞を受賞。
1971年(昭和46)、角川文庫より「八つ墓村」を刊行。横溝ブームが巻き起こる。
1974年(昭和49)、久々の「仮面舞踏会」を発表。執筆活動を本格的に再開する。
1976年(昭和51)、勲三等瑞宝章を受章。市川崑監督「犬神家の一族」公開。
1981年(昭和56)、12月28日、結腸ガンのため79歳で永眠。

出演者プロフィール

いとうせいこう

1961年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。
作家・クリエーター。
88年『ノーライフキング』 で小説家デビュー。
2013年『想像ラジオ』で 第35回野間文芸新人賞受賞。
小説に『我々の恋愛』 『鼻に挟み撃ち 他三編』など多数。
奥泉との文芸漫談をまとめた 『文学の聖典』 『世界文学は面白い。』がある。
主なエッセイ集として『見仏記』(共作/みうらじゅん)『ボタニカル・ライフ』などの他、舞台・音楽・テレビなどで活躍。
公式HP=http://www.froggy.co.jp/seiko/


奥泉 光

1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家・近畿大学教授。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器—軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器—軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP=http://www.okuizumi.com/