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●こちらは「文芸漫談」の過去の公演リストです

Vol.30●2014年7月25日(金)尾崎紅葉『金色夜叉』

拡大チラシ

料 金■2,500円(全席自由)
会 場■北沢タウンホール(TEL.03-5478-8006)
    世田谷区北沢2-8-18

作品詳細

『金色夜叉』 梗概

尾崎紅葉が書いた明治時代の代表的な小説で、読売新聞に1897年(明治30年)1月1日〜 1902年5月11日まで連載された。
創作中に作者が逝去したため未完成である。
昭和に入って、度々、映画やドラマ化されるようになった。
高等中学校の学生の間貫一(はざま かんいち)の許婚であるお宮(鴫沢宮、しぎさわ みや)は、結婚を間近にして、富豪の富山唯継のところへ嫁ぐ。
それに激怒した貫一は、熱海でお宮を問い詰めるが、お宮は本心を明かさない。
貫一はお宮を蹴り飛ばし、復讐のために、高利貸しになる。
一方、お宮も幸せに暮らせずにいた・・・。

尾崎紅葉 <1864年(慶応3年)〜1903年(明治36年)> 小説家

本名は徳太郎。「縁山」「半可通人」「十千万堂」などの号も持つ。
江戸生まれ。帝国大学国文科中退。
1885年(明治18年)、山田美妙らと硯友社を設立し「我楽多文庫」を発刊。
『二人比丘尼 色懺悔』で認められ、『伽羅枕』『多情多恨』などを書き、幸田露伴と並称され(紅露時代)明治期の文壇の重きをなした。
1897年(明治30年)から『金色夜叉』を書いたが、未完のまま没した。
泉鏡花、田山花袋、小栗風葉、柳川春葉、徳田秋声など、優れた門下生がいる。
俳人としても角田竹冷らとともに、秋声会を興し、正岡子規と並んで新派と称された。

出演者プロフィール

いとうせいこう

1961年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。 作家・クリエーター。
『ノーライフキング』で小説家としてデビュー。
その後『ワールズ・エンド・ガーデン』『解体屋外伝』『豊かに実る灰』『波の上の甲虫』などを執筆。
2013年『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞受賞。
最新作『鼻に挟み撃ち』(2013年すばる12月号)で2度目の芥川賞候補にノミネート。
主なエッセイ集として『見仏記』(共作/みうらじゅん)『ボタニカル・ライフ』などの他、舞台・音楽・テレビなどで活躍。
公式HP=http://www.froggy.co.jp/seiko/


奥泉 光

1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家・近畿大学教授。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器—軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器—軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP=http://www.okuizumi.com/