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●こちらは「文芸漫談」の過去の公演リストです

こちらには、K・企画が行ってきた文芸漫談の全公演を年代順に掲載しています。
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番外公演●2024年3月16日(土)夏目漱石『虞美人草』

開 場◆14時
開 演◆14時30分
料 金■全席指定 1,700円
会 場■長岡リリックホール シアター TEL 0258-29-7711
    〒940-2108 新潟県長岡市千秋3丁目1356番地6

<チケット発売所>
長岡リリックホール■窓口販売のみ
          電話予約、インターネット販売はございません
          公演日の前日(3/15)までの販売となります
    イープラス■https://eplus.jp/ (3/15の18時まで)
           いとうせいこう×奥泉光  文芸
漫談SEASON6 番外公演in長岡

  主催・お問合せ■文芸漫談実行委員会
       協力■舞台よろず相談所・K 企画
       協賛■(株)ペガ総合設備/( 株)イチカラ畑

       ※未就学児の入場はご遠慮下さい!

作品詳細

長岡出身の小説家・松岡譲と岳父・夏目漱石〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 文芸漫談実行委員会

長岡出身の小説家といえば“松岡譲"ですが、現在松岡の著作は一般に入手しづらくなっています。
松岡は夏目漱石の娘・夏目筆子と結婚しその後も夏目家を支え、晩年には漱石山房の保存に奔走しました。自らの制作の傍ら、 生涯漱石研究を続け漱石作品の鑑定をした松岡。
漱石の娘と結婚したために多くの人の嫉妬を買い、なかなか評価されなかった不遇の松岡に敬意を捧げつつ夏目漱石の『虞美人草』を題材に取り上げます。
読んだことがある方もない方も、いとうせいこうさんと奥泉光さんのお話で小説の面白さに触れる機会になればと思い開催いたします。
作品をお手元にお持ちいただいても楽しめます。サイン会もあるカモ?!
どうぞお気軽にお越しください。

『虞美人草』梗概

外交官志望で行動的な宗近一は、哲学的な思索にふける甲野欽吾と性格は違えど、仲のいい友達だっ た。
宗近は甲野の異母妹である藤尾と婚約関係にあったが、それは亡き父たちが決めたことで、藤尾の心は英語の家庭教師である秀才・小野清三にあった。
とはいえ、その小野にも、京都での苦学時代の自分を援助してくれた恩人・井上孤堂の娘・小夜子と いう婚約者がいた。
美しいが強い自我を持った女・藤尾は、甲野家の財産を狙う母と結託し、小野を 自分のものにしようと行動を起こす。
若者たちの想いは錯綜し、彼らを上野の東京勧業博覧会における大団円を経て、思わぬ悲劇に導いていく・
・・・・。

夏目漱石 <1867年〜1916年> 

本名、夏目金之助。
1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。
帝国大学英文科卒。 松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。
留学中は極度の神経症に悩まされたという。 帰国後、一高、東大で教鞭をとる。
1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。
翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。
1907年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。
『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。
最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。
享年50才。

出演者プロフィール

いとうせいこう

1961年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。 作家・クリエーター。
『ノーライフキング』で小説家としてデビュー。
その後『ワールズ・エンド・ガーデン』『解体屋外伝』『豊かに実る灰』『波の上の甲虫』などを執筆。
2013年『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞受賞。
最新作『鼻に挟み撃ち』(2013年すばる12月号)で2度目の芥川賞候補にノミネート。
主なエッセイ集として『見仏記』(共作/みうらじゅん)『ボタニカル・ライフ』などの他、舞台・音楽・テレビなどで活躍。
公式HP=http://www.froggy.co.jp/seiko/

 

奥泉 光

1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家・近畿大学教授。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器—軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器—軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP=http://www.okuizumi.com/