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●こちらは「文芸漫談」の過去の公演リストです

こちらには、K・企画が行ってきた文芸漫談の全公演を年代順に掲載しています。
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Vol.40●2017年4月28日(金)●田山花袋「蒲団」

料 金■2,500円(全席自由)
会 場■成城ホール(TEL.03-3482-1313)
    世田谷区成城6-2-1

作品詳細

文芸漫談とは?

作家・クリエーターとして活躍する“いとうせいこう”と、芥川賞作家であり大学教授の“奥泉光”が、耳馴染みのない『文芸漫談』なる公演を、東京の下北沢の北沢タウンホールで年3回のシリーズで行っている。
内容、構成はいたってシンプルで、文学作品を題材にし、笑いを盛り込み、二人で作品を語っていく、漫談形式のトークショーです。
同類のトークショーのように、作品への理解を与えることにこそ違いはないのですが、そこに、博学がユーモアをまとったような二人の『笑い』が入ることにより、お客さまの興味をより深いところまで誘い、“豊かな文学”になるのでは、との試みです。

『蒲団』梗概

『蒲団』(ふとん)は、日本の自然主義文学運動の先駆けとなった作家、田山花袋を代表する中編小説。
芳子のモデルは花袋の弟子だった岡田美知代、秀夫のモデルは恋人の永代静雄である。
「蒲団」の世評が高まったことで、2人の人生にも大きな影響を与えた。


妻子ある作家・竹中時雄に横山芳子という女学生が弟子入りを志願してくる。
はじめは手紙のみのやりとりだったが、やがて芳子は上京し、時雄の家に住み込みの内弟子となることになる。
時雄は芳子に恋心を抱くが、芳子には秀夫という恋人がいた。
二人を別れさせようとする時雄であったが、叶わず、芳子を破門して田舎へ帰らせる。
芳子がいなくなった家で、時雄は、芳子が寝起きしていた蒲団に顔を埋めて泣くのであった。

田山花袋 <1872年〜1930年> 

本名は録弥。
栃木県邑楽郡館林町(現・群馬県)に生れる。
6歳で父を失い、貧困の中で育つ。
1891(明治24)年に尾崎紅葉を訪ね、江見水蔭を知り、彼の指導で小説を書き始める。
1907年、女弟子との関係を露骨に告白した『蒲団』が文壇に異常な衝撃を与え、自らの地歩を確実にするとともに、自然主義文学の方向性を決定した。
以後『生』『妻』『縁』等の長編を次々と発表。
代表作『田舎教師』は名作の評が高い。 晩年は宗教的心境に至り、精神主義的な作品を多く残した。1928年(昭和3年)末に脳溢血のために入院。
さらに喉頭癌を起こし、1930年(昭和5年)5月13日、自宅で死去した。
享年58歳。

出演者プロフィール

いとうせいこう

1961年、東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。 作家・クリエーター。
『ノーライフキング』で小説家としてデビュー。
その後『ワールズ・エンド・ガーデン』『解体屋外伝』『豊かに実る灰』『波の上の甲虫』などを執筆。
2013年『想像ラジオ』で第35回野間文芸新人賞受賞。
最新作『鼻に挟み撃ち』(2013年すばる12月号)で2度目の芥川賞候補にノミネート。
主なエッセイ集として『見仏記』(共作/みうらじゅん)『ボタニカル・ライフ』などの他、舞台・音楽・テレビなどで活躍。
公式HP=http://www.froggy.co.jp/seiko/


奥泉 光

1956年、山形生まれ。
国際基督教大学大学院修了。小説家・近畿大学教授。
主な小説に『ノヴァーリスの引用』『バナールな現象』『「吾輩は猫である」殺人事件』『プラトン学園』『グランド・ミステリー』『鳥類学者のファンタジア』『浪漫的な行軍の記録』『新・地底旅行』『神器—軍艦「橿原」殺人事件』などがある。 1993年『石の来歴』で第110回芥川賞受賞。
2009年『神器—軍艦「橿原」殺人事件』で第62回野間文芸賞を授賞。
2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞を授賞。
公式HP=http://www.okuizumi.com/