日本・ベトナム現代演劇共同プロジェクト
『ワーニャ伯父さん』
〜古典への新たなアプローチ〜


壁なき演劇センターと国立ベトナム青年劇場の共同作業による
新たなチエーホフの世界が生まれる

作●アントン・P・チエーホフ
翻訳●神西清
演出・構成●杉山剛志

 

東京公演■2019年11月22日(金)〜24日(日)
於:シアタートラム TEL:03-5432-1526(世田谷パブリックシアター代表)
世田谷区太子堂4丁目1番地1号

22日(金) 23日(土・祝) 24日(日)
  13:00 13:00
19:00 19:00  


   横浜公演■2019年11月26日(火)
於:県民共済みらいホール TEL.045-201-3080
横浜市中区 桜木町1-1-8-2 県民共済プラザビル1階
18:30開場/19:00開演

詳細未定!
決まり次第随時アップいたします。


チケット発売予定日●2019年9月15日(日)予定

料 金■全席指定・税込
    一般前売●3,000円/一般当日●3,500円/学生・外国籍 ●1,500円

<チケット予約・問合せ>

   ◆チケットぴあ TEL.0570-02-9999 (Pコード:???-???)            https://t.pia.jp(PC・携帯共通)
   ◆イープラス(https://eplus.jp/)
   ◆世田谷パブリックシアターチケットセンター TEL.03-5432-1515(東京公演のみ)    ◆K・企画 (TEL.03-3419-6318)          

 

   提携■世田谷パブリックシアター(東京公演)
   後援■神奈川県(横浜公演)、KAAT神奈川芸術劇場(横浜公演)
   協力■国際交流基金アジアセンター、国際演劇協会ITIセンター
 共同制作■ベトナム青年劇場
   主催■一般社団法人 壁なき演劇センター

情報問合せ■K・企画(TEL.03-3419-6318)
   制作■菊地 廣(K・企画)
 制作協力■川井麻貴(SEABOSE)

公演概要・・・・杉山剛志(壁なき演劇センター主宰)

日本・ベトナム 現代演劇共同プロジェクト 『チェーホフ・ルネッサンス』
Japan・Vietnam Collaborative Theatre Project Chekhov-Renaissance

国際芸術交流は、広く言えばヒト・モノ・カネの国際移動に伴う文化的な交流活動です。なかでもヒトとヒトとの結びつきは、極めて重要です。私たち「壁なき演劇センター」は、演劇を媒体にして国籍や民族の異なる人たちの考えや価値観と接し、つながり、交錯し、ときには相克しながらも、相互理解を深めていく環境を作り出すことを目的に活動しています。本プロジェクトは、ベトナム現代演劇を代表する国立劇場の芸術家たちとのコラボレーションとして、3年計画で企画されました。取り上げるのは、ロシアの劇作家チェーホフです。初年度は、戯曲の読み込みから始まり、合同ワークショップを経て台本作りに着手し、プレ稽古を行なって、幾つかの小作品を創作します。2年目は、それをベースに約2カ月の稽古を行い、ベトナムの4都市で上演します。3年目は、東京および地方都市での上演を予定しています。

ベトナムの現代演劇は、これまでスタニスラフスキー・システムに呪縛され、先進的な芸術やメソッドを吸収する機会から遠ざかってきました。舞台芸術に関わるベトナム人の多くは、旧来の形式から脱却し、新たな演劇の波を生み出そうしています。自国の演劇状況の刷新を望んでいるのです。近年、慌ただしい経済成長を続けるベトナムにおいて、既存の価値観やイデオロギーの変化はありありと見て取れます。本プロジェクトは、ベトナムの演劇シーンに新たな感受性と多彩な変化の風を吹き込む作業であり、音楽、舞踊、美術、映画界にも影響を与え、さらには、これまでにも例の少ない日本とベトナムの演劇人たちによる新たなコミュニケーションとコラボレーションの場を作り出したいと思います。

単年で終わることなく、3年、5年、10年後の着地点を見据えた持続的な共同作業として取り組み、ベトナム全土、ひいては近隣諸国のカンボジア、ラオス、タイ、ミャンマーなどの演劇界を視野に入れた、アジアのコラボレーションへと繋げていくつもりです。

ワーニャ伯父さん 梗概

<登場人物>

  セレブリャコーフ(アレクサンドル):退職した大学教授
  エレーナ:教授の妻
  ソーニャ:教授と先妻の娘
  ヴォイニーツカヤ夫人:未亡人、教授の先妻の母
  ワーニャ伯父さん:ヴォイニーツカヤ夫人の息子
  アーストロフ:医者
  テレーギン(ワッフル):落ちぶれた地主
  マリーナ:乳母
  下男

<あらすじ>

ワーニャとその母ヴォイ二ーツカヤ、姪のソーニャが、乳母マリーナや居候テレーギンらと暮らす田舎屋敷では、長い間、穏やかな生活が続いていた。
そこへ突然、大学教授を退職したソーニャの父セレブリャコーフと、その後妻エレーナがやって来た。 セレブリャコーフの診察に訪れる田舎医師アーストロフも巻き込んで、屋敷の生活は一変。
愛情という制御しがたい感情が重なり、互いの人生は熱を帯び交差しはじめる。
そんな中、皆を揺るがす重大な発表がセレブリャコーフから下された・・・。

杉山剛志(構成・演出) プロフィール

5年間にわたりフランス・パリ・コンセルヴァトワール教授から体系的な俳優教育を受ける。 2008年からロシア国立モスソヴィエト劇場にて芸術副監 督演出家ユーリー・エリョーミン氏に師事。同劇場に研修演出家として所属し、演劇の本場モスクワで演出を学ぶ。公演活動の他、国際スタングード の体系的俳優育成や、アジア諸国の子供たちを対象にしたシアター・エデュケーションも継続的に実施している。
2015年のステーリノ・ポゾリェ国際 演劇祭(セルビア)に『バルカンのスパイ』(コバチェビッチ作)が正式招聘され第4位に入賞。
2016年のベトナム国際演劇祭で最優秀作品賞および 最優秀演出家賞を受賞。
2017年には『かもめ』(チェーホフ作)がベオグラード国際演劇祭(セルビア)と国際マルチメディアフェスティバル(ボス ニア・ヘルツェゴビナ)の国際演劇祭へ正式招聘され東欧3カ国5都市ツアーを実施。
2018年には国立ベトナム青年劇場との共同制作『ワーニャ伯父 さん』を現地ハノイにて滞在創作し、ベトナム3都市ツアーを実施後、国立劇場の正式なレパートリー作品となり現在もなお上演され続けている。
一般社団法人 壁なき演劇センターの代表。

 

【一般社団法人 壁なき演劇センター Theatre Centre Without Walls】の活動

文化・民族・国籍・所属などに関係なく舞台芸術に関わる者が、一つの共同活動体として相互理解を築き、演劇を媒体として社会との関わりを目指すことを目的に活動している。
設立後は、国際交流基金アジアセンターの助成で、タイ、フィリピン、ベトナムで演劇ワークショップを実施。
2016年にはチェーホフ『かもめ』を制作し、同年11月にベトナム 国際演劇祭に参加。最優秀作品賞、最優秀演出家賞、最優秀俳優賞など7つの賞を受賞。
2017年6月に『ビザール〜奇妙な午後〜』を制作し、同年9月には『かもめ』にてベオ グラード国際演劇祭(セルビア)とボスニア・ヘルツェゴビナの演劇祭への正式招聘参加を含む南東欧3カ国5都市ツアーを実施。
2018年には国立ベトナム青年劇場および国立 ベトナムドラマ劇場との共同制作。国立ベトナム青年劇場との共同制作『ワーニャ伯父さん』は3ヶ月間の現地滞在制作を経て創作し、ベトナム3都市ツアーを実施。
その上演は テレビ、新聞、雑誌、Webなど各メディアで連日取り上げられ、ベトナムの演劇シーンに大きな衝撃と旋風を与えた。
現在は、国立劇場の正式なレパートリー作品となり今なお 上演され続けている。
今秋11月にはベトナムから俳優を招聘し、シアタートラムや横浜での招聘公演を予定している。